なぜ、ネグロス島なのか?
私たちが舞台に選んだフィリピン・ネグロス島は、決して有名な観光地ではありません。
元々、経済の多くをサトウキビ農業に依存してきたため、市場価格の変動で農家の収入が不安定になり、貧困や児童労働といった根深い社会課題が今も残る場所です。
この島で、サトウキビに代わる新たな経済基盤として日本のNPO法人が仕掛けているのが「カカオ産業の育成」。 用意されたツアーの観光客ではなく、現地の未来を動かす「ビジネスパートナー」として、課題の最前線に飛び込んでもらいます。
考えるだけで終わらない、正解のない2週間
机の上で綺麗なスライドを作るだけの「ビジネスコンテスト」なら、日本でもできます。このプログラムでは、アイデアを出すだけでは絶対に終わらせません。
なぜ、現地で買い取りの認知が広がらないのか?
どうすれば、農家の人々が「カカオを作ろう」と実際に行動してくれるのか?
現地の人々の生活に入り込んでヒアリングを重ね、自分たちの足と頭を動かす。施策を実行し、その結果を検証・改善するところまで泥臭くやり切ってもらいます。
先輩のリアルな失敗と、掴み取った自信
これまでの参加者も「間違えるのが怖い」「自分には強みがない」とブレーキをかけていた人ばかりでした。
しかし、現地の圧倒的な熱量が彼らの殻を破っていきました。
ある先輩たちのリアルな実体験です。 現地に入った彼女たちのチームは、カカオの買い取り活動を広めるため、一般家庭向けに70枚のチラシを配る施策を打ちました。
結果は、連絡ゼロ。全く読んでもらえず完全に撃沈しました。
普通の留学ならここで終わりですが、ここからが本番。「ただ配るだけじゃダメだ。もともと農業に関わっている農家の人たちに変えよう」と現場でペルソナを見直し、地元のマーケットへ。
自分から声をかけ、相手側のメリットを必死に伝えました。その結果、100枚のチラシ配布で、7件の連絡先(事業への参画)を勝ち取ったのです。
「良いと思った案が現場では全く刺さらない」なんて日常茶飯事。
だからこそ、この「行動 ➔ 失敗 ➔ 振り返り ➔ 修正」の泥臭いプロセスこそが、就活で人事が最も聞きたがる『最強のガクチカ』になります。
プログラムスケジュール・活動内容例
- 【市場調査(サプライチェーンの理解)】
州都ドゥマゲッティや、地域最大の「マラタパイマーケット」へ直行。実際の価格調査や住民へのインタビューを通じ、経済のリアルな構造を掴みます。 - 【農園訪問 & カカオ農作業】
実際にカカオ農園へ足を運び、袋掛けや施肥などの農作業を体験。生産現場のリアルな課題を肌で理解します。
- 【本格チョコレート製造体験】
収穫されたカカオ豆が、普段目にするチョコレートへと加工される製造プロセスを、五感を使って体験・理解します。 - 【課題解決ワークショップ & 実証実験】
失敗データを元にビジネスアイデアを立案。週末のサンデーマーケットなどで実際に店舗出店(プロトタイプ検証)を行い、リアルな売上や反応を検証します。
- 【休日:自由行動】
平日は本気でビジネスに向き合うからこそ、休日は全力で切り替えます。周辺の海や山、アポ島でウミガメと泳ぐなど、最高のリゾート環境も仲間と満喫してください。
このコースで得られること
正解のない世界をサバイブする「課題設定力」
指示待ちの自分を卒業し、自ら現場に足を運び、問題の背景にある「本当の課題」を特定する視点が身につきます。
圧倒的な「行動力」と「精神的な強さ」
「失敗が怖いから動かない」という完璧主義の呪縛が解けます。
とりあえずやってみて、すぐ修正するタフなPDCAマインドが脳に焼き付きます。
就活で無双する「自分の言葉での言語化能力」
帰国後、Abuild就活が伴走し、「なぜその行動をしたのか」「どう壁を乗り越えたのか」を、人事が唸るレベルの実績の形へと落とし込みます。
初めての海外でも安心の 「安全・滞在インフラ」
「ハードな現場」に挑戦してもらうからこそ、安全面には一切の妥協をしていません。
◎スタッフが日本から同行
出国から帰国まで、日本人スタッフが同じチームとして現地に同行し、安全管理を徹底します。
◎日本人運営の現地受入団体
サポートするNPO法人は日本人が運営。体調不良や不安なことがあれば、いつでもすぐに日本語で頼れる環境です。
こんな方へおすすめ
- 普通の留学では物足りない
- 行動力を身につけたい
- 課題解決やビジネスに興味がある
- 将来に繋がる経験をしたい
- 就活で語れる経験を作りたい
